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sofa HIROSHIMA 本・雑貨販売 3F

自宅のつぎに、ラクなとこ。
RELAX HERE AT YOUR SECOND HOME

昼はリビング、夜はダイニング。
本を読んだり、食事をしたり。
自分らしいひとときが過ごせるところ。

ゆっくりしたい、集中したい、
ちょっと寝ちゃいたい、ため息つきたい。

sofaは、なんだって受けとめますから
まるで自宅にいるかのように、
ゆっくりしていってください。

ここも、あなたのsofaです。

 

取扱商品 本・雑貨
電話 082-225-8220
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6sofa HIROSHIMA
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25.07.14更新

スタッフが選ぶ今月のオススメ本【7月】
「広島と平和の本」

This month’s book recommendation.  

 

3F sofa HIROSHIMAでは、
不朽の名作から話題書まで厳選された本が毎日のように入荷しています。

そんなこだわりの本棚から、
スタッフさんの今月のオススメを聞きました!
今月のテーマは「広島と平和の本」です。

今年で被爆80周年の節目を迎える広島。
広島出身の方は夏に「平和学習」をされた方も多いのではないでしょうか。
紛争や緊迫した情勢が続く世界で、8月6日を迎える前にいろんな視点から広島と平和のことを考える、そんな本を集めました。

 

スタッフオススメ①『GROUND ZERO 希望の神話』 著:宮角孝雄  3,143円(税込)
被ばく2世である写真家 宮⾓孝雄さんが広島の原爆ドーム前でポートレートの撮影を始めたのは2000年から。
被ばく者や平和を願う人々の肖像を撮影しつづけ、10年目にこの本は刊行されました。
一人一人の表情の奥にある共通の願いが、心に響いてくる平和のメッセージ写真集です。

 

 

スタッフオススメ②『原爆スラムと呼ばれたまち ひろしま・基町相生通り』 著:石丸紀興、千葉桂司、矢野正和、山下和也 2,200円(税込)
パセーラがあるこの基町や、路面電車が通る相生通り。
かつては相生橋東詰めから太田川に沿って北に伸びる土手道沿いと河川敷一帯を相生通りと呼んでいたそうです。
80年前、1000戸を超えるバラック住宅がひしめき合う「原爆スラム」と呼ばれる「まち」がそこにありました。
貧困に加え国籍差別や被爆による様々な困難など問題をかかえながらも、荒廃・無気力・陰湿というものは稀で、むしろ活気があり明るささえ漂っている状況で暮らす人たちや家々の姿があったそうです。
消滅したまち「基町相生通り」を悉皆調査(全世帯全戸調査)した記録。
私たちが慣れ親しむこの「まち」のこと知りたい方にオススメです。

 

 

スタッフオススメ③『被爆電車75年の旅 “走る歴史モニュメント” 、その裏に秘められた復興と再生の物語』 著:小野塚 謙太  2,750円(税込)
広島駅の開発が進み、路面電車が広島駅の2Fに乗り入れる便利なルートももうすぐできますね。
なじみ深いこの路面電車、原爆が投下された3日後の1945年8月9日から次々に運行を再開したのはみなさんご存知でしたか?
私は広島県民ですが、知りませんでした!
焼け野原を走り、都市の復興を支えた路面電車のうちいくつかは
今日もなお、街を走りつづけているそうです。
全136Pフルカラー! 200点超の写真・図版で迫る、被爆電車の真実をぜひご覧ください。

 

 

スタッフオススメ④『ヒロシマ 消えたかぞく』  著:指田 和 写真:鈴木 六郎 1,815円(税込)
原爆投下前、戦争中であっても、広島の町には笑顔にあふれた家族の日々の暮らしがありました。
散髪屋さんである鈴木六郎さん一家の6人家族も、少しの不安はあったかもしれませんが、毎日笑顔で楽しくくらしていました。
8月6日、たった1発の原爆が、六郎さん一家を消し去ってしまいました。
お父さんの鈴木六郎さんが撮りためた家族写真。愛情あふれるすばらしい写真の数々から、幸せにくらす人間の何気ない日常こそが大事であることに気づかされる1冊です。
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書にもなった、家族で平和を考えるために最適の写真絵本をぜひお手に取ってみてください。

 

 

スタッフオススメ⑤『まちんと』   作:松谷 みよ子 絵:司 修 1,320円(税込)

” 昭和20年8月6日の朝、原爆に傷ついた女の子は、トマトを口に入れてもらうと「まちんと、まちんと」と後をねだり死んでいった。 “
子供の頃に読んだことのある方も多いのではないでしょうか。
静かに子どもたちに平和の重さ、いのちの尊さを語りつぐ絵本です。
読み聞かせて、理解してほしいのは1・2・3年生。戦争を知らない、中学生や高校生の方がたにもぜひ。

 

 

スタッフオススメ⑥『かげふみ』作:朽木 詳 絵:網中 いづる 1,760円(税込)
” ぼくはぜったいに忘れないだろう。夏の日に出会ったヒロシマの少女のことを 。”
1945年8月6日のあの朝と現在とをつなぐ、一人の少女と「ぼく」の物語。
国語教科書(小5、光村図書)に掲載の「たずねびと」も収録されています。

わたしたちひとりひとりの「命」について、考えを深めるきっかけになりますように。

 

 

スタッフオススメ⑦『新版 広島の木に会いにいく 被爆樹木が見る未来』 著:石田優子 1,980円(税込)
「被爆樹木」は、爆心地から約2キロメートルの距離にあり、広島市が認定しているおよそ170本の木です。
2011年公開のドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」を制作した著者は、映画をきっかけに、広島の被爆樹木のことを知りました。
それから、3年近くの時間をかけて東京から広島へ通い、木に関わる人びとの話をきき続けています。
被ばく証言と木の思い出を語る被ばく者たち、原爆後の広島の樹木をスケッチして研究した当時の大学生、爆風や放射線の影響をしらべる研究者などのさまざまな証言から、被爆樹木と原爆について考えるノンフィクションです。

 

 

さまざまな観点からみた広島と平和の本、読んだことのある本はあったでしょうか。
学びや楽しいことがいっぱいの夏休みにぜひゆっくりと読んでみてください。

 

sofa HIROSHIMA パセーラ<3F>
TEL:082-225-8220

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